生涯学習まちづくり出前講座を活用して、水産大学校水産流通経営学科の猪熊慶祐先生に講義していただきました。前半は、「大学生は情報の生産者」であること、授業外にできるだけたくさんの本を読むこと、論理的に文章を書くことの重要性など、独特の切り口で大学で学ぶことの意味を教えてくださいました。後半は、Halloweenを例に、文化というものがいかに変容していくものであるかを丁寧に説明していただき、まるで文化人類学の話を聞いているような面白さを感じることができました。ほんの少しですが生徒たちもアカデミックな雰囲気に浸れたのではないかと思います。また、猪熊先生が一人一人との対話を大切にしてくださり、音楽やスポーツの話題、ご自身の海外でのエピソードなども織り交ぜていただいたおかげで、和やかで楽しい授業となりました。