特色ある商業教育

本校の特色ある商業教育として、日商簿記1級プロジェクトとチャレンジショップについて紹介します。

日商簿記1級プロジェクト

高大7年間の商業教育を通じて、職業会計人(公認会計士、税理士、企業会計人)として社会に貢献する人材を育成します。その一環として日商簿記検定1級を目標とした「日商1級プロジェクト」に簿記部の生徒が取り組んでいます。下関商業高等学校は、平成26年からこのプロジェクトに参加し、日商簿記1級という難関試験合格を目標に取り組むとともに、人間力を育んでいます。
日商1級プロジェクト紹介ページ→こちら

資格取得の成果(2024年6月現在)

高校在学中
◆ 日商簿記検定1級 合格者:23名
◆ 全経簿記検定上級 合格者:14名
◆ 税理士試験(簿記論) 合格者:8名
◆ 税理士試験(財務諸表論) 合格者:5名
◆ 公認会計士試験(短答式) 合格者:1名

卒業後を含む
◆ 税理士試験(簿記論) 合格者:14名
◆ 税理士試験(財務諸表論) 合格者13名
◆ 公認会計士試験(短答式) 合格者:7名
公認会計士試験(論文式) 合格者:5名

チャレンジショップ

本校で実施されるチャレンジショップは、3年生「課題研究」の授業の中での取り組みとして、模擬株式会社の設立から資金調達・仕入・商品開発・販売実習・株主総会・決算報告・利益分配までの模擬株式会社経営の諸活動を体験・学習することにより、起業家精神の育成と株式会社の仕組みを学習します。

チャレンジショップ投資から配当までの流れ

①7月の投資家説明会にて投資を募り、資金を回収。出資者には、株券・社債券を発行する。
②それを元手に、会社の運営を行う。商品の選定を行い、業者と交渉。商品の仕入を行う。
③仕入代金の支払いは、投資家説明会で集めた資金で行う。
④12月の販売実習で、シーモール下関で実際にお客様に商品を販売する。
⑤商品代金をお客様より受け取り、売上をあげる。
⑥2月株主総会で出資者に対して、経営報告し、チャレンジショップ2日間の利益額に応じて、出資者に配当を行う。